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2009年3月 4日 (水)

イヌフグリ

2009.3.2付 朝日歌壇より
日だまりの犬ふぐりのよう空色のシャツ試着してはにかむ娘:(赤穂市)内波志保
 高野公彦 評:可憐な少女の様子をえがく。

イヌフグリ(オオイヌノフグリ)の花の色は知っています。青というのか、ルリというのか、花も小さいし、宝石のようですよね。

でもなぁ、女性が娘さんのことを詠む歌で「イヌフグリ」は、さすがにちょっと、気が引けるのは私だけかなぁ。

田中修 著「雑草のはなし」中公新書から引用します。

 花の色は、つやのある青い宝石「瑠璃」の色に似ているので、るり色と表現されることが多い。外国では、魅力的なるり色の花の姿に因んで、この植物には、バーズアイ(鳥の目)やキャッツアイ(ネコの目)というきれいな名がついている。
 しかし、和名の「オオイヌノフグリ」は、花ではなく、実の姿に因んでいる。その意味は、「大きな犬のふぐり」である。きれいな青色の花からは想像できないほど、ひどい名前である。「ふぐり」の意味を知らなければ、「ひどい名前」とは思えないだろう。この意味を知って、「そうか、そんな意味だったのか」と実の姿をじっと眺めると、少しは納得できるかもしれない。でも、わざわざそれを名前にしなくてもよかったのにと思う。「ふぐり」とは陰嚢のことである。


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崩彦俳歌倉」カテゴリの記事

コメント

今まで気づかなかったのですが、庭に薄紫の小さな花が咲いていて、その花と花の間にアシナガグモが網を張っていました。本当に小さな花とクモで、もう少しで踏んでしまうところでした。アシナガグモは獲物を捕らえていて頑張っているなぁ、と感心してしまいました(^^;
花を調べてみたらイヌノフグリで絶滅危惧種に指定されていて外来種のオオイヌノフグリにおされているようですね。本当に可憐でなんとか守ってあげたいです。名前と実物がこんなに合わない花も珍しいですけど、その実を見たら納得しました(笑)。

 一度覚えたら忘れられません。名前も花も。
線路際の雑草ゾーン(電鉄会社の草刈りからも免れる細いゾーンです)に、このイヌフグリが咲きます。
 このところ、雨が多いですが、関東の南岸を低気圧が通るせいですね。これは圧倒的な冬が引っ込んできたという春の兆し。クモやムシたちの季節が近づいてきました。日向ぼっこしながら虫さんたちに遊んでもらおうっと。

本来の(在来の)イヌフグリの実は、なるほどそういう名前がつくのも分かるわーという形状をしています。「ひどい名前」という意見も多いでしょうが、私はユーモラスでそう嫌いじゃないですね。
ちなみに在来種の花の色はピンクです。

犬も猫も、オスなら後ろを見ればちゃんとあるのですからして、特段隠すこともないのではありますが。オトナにとっては、にやっ、ですね。

 青紫色の花は正式には「オオイヌノフグリ」ですね。「雑草図鑑」によると、明治中期に渡来した帰化植物だそうです。
在来種を見たことがありません。あるいは見ていても見逃しているのか。眼を敏感にしたいと思います。

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