« お辞儀 | トップページ | ヴィーナスの肩 »

2009年2月25日 (水)

さいはひ

2009.2.23付 朝日歌壇より
綿雪の降り静かにて思ふなり何ごともなきさいはひといふもの:(仙台市)坂本捷子

私という、かなり偏った人間の語感ですから、信用しないでくださいね。
私の語感では、「さいはい」というのは「先祝い」のような感じなのです。ですから、たとえば、人生行路のこれから先に「よきこと」がありますように、というような、時間的にこれから「さき」という感覚を持っています。

それに対して「しあわせ」は「仕合せ」であり、「今合う」ことのように感じられるのです。今現在、「よきこと」にであっていること、この、なりゆき、めぐりあわせが「しあわせ」であるという語感です。

私の語感では上の歌の結びは、「しあはせといふもの」のほうが、ぴったりくるんですね。

「今」、だという気がします。

« お辞儀 | トップページ | ヴィーナスの肩 »

崩彦俳歌倉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« お辞儀 | トップページ | ヴィーナスの肩 »

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ