一会
2009.2.16付 朝日俳壇より
紅梅にまみえしごとき一会あり:(泉大津市)多田羅初美
大串章 評:紅梅のように清楚で美しい人。その優しい笑顔は生涯忘れられない。正に一期一会の恩恵。
評を読んで、そうなのかぁ、「一会」というのは「人との出会い」なのかぁ。
と、あらためて、考えました。
紅梅にたとえられる人、ならば、清楚で美しい人、なんですね。
なんだかなぁ、すごい読みこみをするものなのだなぁ、と驚いてしまいました。
いち‐え【一会】①多くの人が集まって行う法会。②一たび会うこと。「一期イチゴ―」[広辞苑第五版]
最近、かかし爺は、ヒト離れしてきて、虫たちとの「一期一会」などに心ときめかせているものですから、ヒトとの出会いに疎くなりました。
紅梅のところにアブなんかいると、嬉しくなってしまいますが、それはきっと、「一会」とはいわないんだろうなぁ。
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