ごはんつぶあつまれ
2009.2.23付 朝日歌壇より
おかあさんちゃわんについたごはんつぶあつまれしてよもったいないから:(匝瑳市)いしはらゆうご
高野公彦 評:お母さん(?)の字で「石原悠吾(4才)」と添え書きがある。
これは全部平仮名でもわかりましたよ。
平素から、もったいないからね、ごはんつぶあつまれぇ、とか号令かけて箸でささっとごはんつぶをあつめてくれるんですね、きっと。
良い教育です。
エコだなんだと騒ぐ前に、生活の中でこうやってものを大切にする感覚を身につけさせればよいのです。
◆昔、子育ての頃。
ご飯粒を一粒残さず食べると、お米が喜ぶ、お百姓さんが喜ぶ、お米を運んだ人が喜ぶ、お米を売っているお店の人が喜ぶ・・・と子に、言い聞かせたものでした。
お魚をきちっと食べつくして骨だけにすると、お魚さんが喜ぶ、漁師さんが喜ぶ・・・・・・というのもいつも言ってましたね。
今となれば、子の方としては圧力を感じたよ、と笑いながら言いますが・・・。
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