カエルの卵
昨日、2大事件。
1:ウグイスの鳴き声を聞きました。
何年か前まで、この季節にウグイスの声を聞くことはありました。好事家が飼っているのかなぁ、でも、変だなぁ、などと思いながら、聞いていました。
この2、3年、聞かなかったように思います。それが、昨2/22の昼ごろ、声を聞きました。ベランダに出てみると、どう見ても、家のそばの木の茂みの方向から聞こえてきます。この方向には人家はありません。耳が音源の方向を聞き分ける正確さというものはかなりのものですから、間違っていないと思います。笹鳴きというほどおさないなきかたではありませんでした。はっきりとほーほけきょとやっていましたが、少しだけ不安定さをはらんでいて、成熟した鳴き声ともいえない声でした。
これから、どうなるのか、写真は撮れるのか、わかりません。何かあったらまたお知らせします。
2:庭の池にカエルが産卵しました。
日曜日でのんびりしていた娘が、ウグイスの写真は撮れないか、と家の周りを歩いていましたが、だめで、ついでに庭など眺めていたら、自分が掘った「池」にカエルの卵を見つけました。
昨年の3月まで、3年間、友人の小学生の息子さんU君を相手に「理科おじさん」をやっておりました。その内容は、下のホームページにあります。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/index.htm
U君は生き物好きですので、いっぱい楽しんでもらいました。その一つに、カエルの飼育もありまして、六郷用水跡の水路から、オタマジャクシをすくってきて、カエルになるまで飼育したこともあるのです。そのとき、かなりの数のカエルたちが水槽から脱出しましたし、最終的に残ったカエルも庭に放してやりました。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/50th/sci_50.htm
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/54th/sci_54.htm
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/74th/sci_74.htm
上に、写真があります。
さて、この小さな池からオオシオカラトンボやら、クロスジギンヤンマやらが羽化し、「トンボ池」になっていますが、さらに今年は「カエル池」にもなったようです。
ヒキガエルの成体は水を特に必要としていませんので、どこか、我が家の周辺で落葉などの多いところで、生活しているのでしょう。それが、産卵の季節になって、近くの池といえばこの池ですから、産卵にやってきてくれたのでしょう。オスが待ち受けていて、やってきたメスをつかまえて産卵・放精を行うのだと思います。
やたらと一杯ですので、少しすくい取って、水槽に移しました。
これです。
久しぶりに見ます。こんなにいっぱいの卵。
これからどうなっていくのか、楽しみに観察を続けます。
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コメント
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もうウグイスが鳴いたのですか!我が家の裏山にも毎年来てくれます。平均すると3月1日前後になりますね。でも姿は一度も見たことがないので、ぜひ先生の写真で拝見したいです(^^;
アリはこちらでは全く見てないですし、ウグイスやヨコバイなど東京はやはり暖かいのでしょうか。
カエルの卵も懐かしいです。ここ何年か見ていません。子供の頃、近くの神社の池にたくさん産んでありました。子供の頃は気持ち悪かったです(笑)。鬱蒼とした神社の池は白いヘビが泳いでいたり、ちょっと神秘的でした。
カエルになるまでが楽しみですね。写真お待ちしています(^^;
投稿: 桔梗 | 2009年2月24日 (火) 12時41分
ウグイスの写真は多分無理だと思っていますが、これから何が登場してくるかは全く分かりません。お楽しみに。
投稿: かかし | 2009年2月25日 (水) 12時59分