鮫フライ
2009.2.16付 朝日歌壇より
給食に春より御目見得するといふ鮫フライに子はたぢろいでゐる:(鹿嶋市)榎本麻央
アハハ、かかし爺ちゃんはたぢろがないぞ。カマボコなんかの練り製品にはサメが入っていたし、カスベの煮物もうまいうまいと食ってたし・・・。(干物を送ってくれるんですが、硬くってね、これが。母親に頼まれてナタでたたき割って、細かくして、で煮てもらったものです。)
今の子どもだと、えぇ、食えるの?サメって?ということになるんでしょうね。
大丈夫、ヒトの胃袋はとっても丈夫だから。
オマケ:サメやエイの仲間は、体液の浸透圧調整に「尿素」を使っているのです。そのため、新鮮なら問題ないけれど、この尿素が分解されるような条件があると、肉がアンモニア臭くなってしまうことがあるんですね。でも、だいじょうぶですよ。ヒトって結構タフなんです。ホント。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
コメント