二十五年
2008.2.8付 朝日歌壇より
この人が私を守って二十五年愛の言葉はいまだ聞かずも:(越谷市)黒田祐花
作者のお名前を見て、アレっとなりまして。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-e130.html
ここで、「受験番号」という題で、黒田さんの歌を紹介しています。
2009/02/02
銀行のカードの暗証番号は合格通知の受験番号
ここで、私はトンチンカンなことを書きました。大の大人をつかまえて「大人になった気分ですね。」なんて書いてしまった。
う~む。この銀行カードの持ち主は誰なんだ?分からなくなってしまいました。
2008年の正月以来、私の関心を惹いた歌や句をテキストにしてありますが、そこから作者のお名前を検索すると、こうなりました。ミニ歌集ですね。
2008/10/13
硝子でもプラスチックでも魔法でもこの美しき柘榴はつくれぬ
2008/11/03
老人の幼稚園だとデイケアにおどけて通う祖母は百歳
2008/11/17
銀座までショートケーキをたべにいく祖母は百歳大島を着て
2008/12/14
25冊の短編集を編んできた銀婚式のあなたと私{高野公彦選}
照れながら息子がつれてきたひとはやさしく話す京のことばで{永田和宏選}
「短編集」かなぁ。いくつもの章からなる「大長編」のような気がするなぁ。
おばあ様から見て、ひ孫の方が結婚しようとなさっているのでしょ。命はつながる、という大長編だと思いますが。
それにしても、歌を解釈するって、恥多いことですねぇ。顔が赤くなります。
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