蜷(にな)
2009.2.23付 朝日俳壇より
新幹線蜷には蜷の道のあり:(大牟田市)石橋武子
大串章 評:時速何百キロという新幹線と、蜷の取り合わせが一句の眼目。
取り合わせが「一句の眼目」というのはもちろんわかるんですが、どういう情景なのかが見えにくくって。ギャップが大きすぎて。
田んぼのあたりで、カワニナがいて、はるか向こうに新幹線が高架の上を走る、そんな感じでしょうか?
蜷の歩調に心を添わせているのだろうと思います。
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