雪女郎
2009.2.16付 朝日俳壇より
こんな夜のナースは誰も雪女郎:(奈良市)名和佑介
わかるけど。
こわいなぁ。
・・・
雪女は、ねむっている茂作のそばに立つと、口から白い息を吐きました。
茂作の顔に白い息がかかると、茂作の体はだんだんと白くかわっていきます。
・・・
「のう、お雪。わしは以前に、お前のように美しいおなごを見た事がある。お前とそっくりじゃった。山でふぶきにあっての。そのときじゃ、あれは、たしか雪女」
すると突然、お雪が悲しそうにいいました。
「あなた、とうとう話してしまったのね。あれほど約束したのに」
・・・
マンガ日本昔話を、放送時に娘と一緒に見ました。小さなブックレットみたいな形で出版もされたので、のどがかすれるまで読まされましたっけねぇ。
ずいぶんいっぱい本を読みましたっけ。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
名和佑介さんはご近所なのですが
朝日俳壇に時々登場されていてすごいなあと
思っています。
春眠の終りしごとく麻酔覚む
と言う句が今朝の新聞に出ていました。
御病気なのかな?と感じています。
投稿: そん | 2009年5月 4日 (月) 20時58分