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2009年2月13日 (金)

2009.2.8付 朝日俳壇より
豆撒けばたちまち拾ふ妻の鬼:(厚木市)田中啓介
 金子兜太 評:辛み少々の愛妻俳句。豆撒きの句としても独特。

鬼は角があるから草食性だ、という話に納得してしまった私の意識に映ったこの句の情景をご想像下さい。

何もいいません。

年の数だけ豆を食うのはもうめんどくさい。
豆は胃の中にまとめて撒きました。

身の内の鬼も老いたり年の豆:(神奈川県)中島やさか

身の内の鬼に食べてもらいました。追い出すことはありません。ともに年を重ねる鬼さんです。

昔話の、福の神より貧乏神を応援するじいさんばあさんに感動した一家です。

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