調整
2009.2.2付 朝日歌壇より
人間は雇用調整 りんご、猿は需要調整、個体数調整:(青森県)向山敦子
高野公彦 評:雇用者の数を、あるいは林檎の生産量を、野生の猿の個体数を、自分たちに都合よく「調整」する社会の現状を衝く。
人間の思い上がりですね。なんでも人間のほしいままに出来るつもりでいる。それが、いまの環境問題などの根っこなのに。
猿を駆除し、イノシシを駆除し、鹿を駆除し、・・・、あげくの果てに人間は自分自身を駆除してしまいそうだ。
ヒトが絶滅する時は、せめて、放射能汚染などを継ぐ生き物に残さないように、クリーンに消え去りたいものです。
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