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2009年2月 5日 (木)

気温の谷底 脱出!

Kion横軸に1年分をとってしまっていますので、空白の多いグラフです。
黒い線が、30年間を平均した「平年気温」です。

東京では、2月2日までが、谷底で、2月3日から上昇を始めました。
谷底の値は、最高気温の方は9.3℃、最低気温は1.7℃でした。
2月3日は、それぞれ、0.1℃高くなりました。
これからは、徐々にではありますが、確実に気温は上昇します。

すでに、日の出も一番遅い時期をぬけていますし、これから「春」が進みます。

去年も1月16日に、この話題を取り上げ、各地の気温の谷底を見ることのできる表など作りました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_f9d1.html

ここをご覧ください。

Difheinen このグラフは、毎日の気温と平年値の差を、移動平均をとってならしながら見ているグラフです。
今年も、暖かい年として始まった、ということが分かります。
最高気温の方はまだしも、最低気温はまるっきり平年値を上回りっぱなしです。東京は冷えなくなった、ということですね。コンクリート製の都会は冷めにくいのでしょう。温暖化もあるかもしれません。

子どもの頃、浴室のガラスに「窓霜」がよくつきました。ガラスの表面に、きれいな氷が張って楽しかったものです。寒かったけど。

結婚してからも、水道が凍る、雨戸が凍りついて開かない、車のドアのキーが差し込めなくて、お湯を沸かして注ぎかけて、やっとドアが開いた・・・などありました。
子らは、霜柱を踏みに飛び出していきました。

この頃、そういうのって、ないなぁ。

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自然」カテゴリの記事

コメント

「窓霜」懐かしいです。ほんとキレイな模様(?)に凍って見るのが楽しかったです。
長男が幼稚園の頃は毎日北風が吹いて送り迎えが大変でしたが、最近はたまーに吹くくらいで北風さんは忘れてしまったのかも知れませんね(^^

夕べはゴッキーが出ました。遅くまで客が来ていて玄関の明かりに誘われたのかも。寒さで動けないらしくノロノロ歩いていました。
先日のモンシロチョウ、夕べのゴッキー、暖かいのは田舎も同じのようです・・。


 コチンコチンだった寒さが「緩んできた」という感じがしますね。
 恒温動物の我々には、時間はほぼ一定の速さで流れて、暑さ寒さを感覚としてとらえますが、昆虫などはどうなのでしょう?寒ければ時間がゆっくり流れ、暑ければ時間が加速され、主観時間は一定でも、実際の活動の速さが変わる、というようなことになっているのではないでしょうか。

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