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2009年2月 3日 (火)

ガザ

2009.2.2付 朝日歌壇より
ガザ悲しガザより他を知らぬ児ら撃たれ死にたり両脚伸べて:(大阪市)村山香代子
 永田和宏 評:ガザを詠った歌は数多く寄せられたが、新聞紙面をなぞっただけの歌が多かった。なかで村山さんの歌は、「ガザより他を知らぬ児ら」という視点が秀抜。ガザに生まれただけで何の罪もないのに殺されなければならない幼い命。しかしなおガザで生きるしかない哀しさ。そんな悲劇に私達の想像力はどこまで有効かと迫る歌だ。

戦争を知らない子らと戦争しか知らない子らの住むこの地球:(浜松市)石川治子{馬場あき子選}

なんで、わざわざ、憎しみを増殖拡大せねばならないのか。動物として、同一の種でしかない、ホモサピエンスが、ひたすら「差」ばかり言いたてる。

一緒に暮らしてみれば、誰もが、「同じ人間だ」と認識できるのに。
なんでそう「差」ばっかりなんですか?なんで「非寛容」なんですか?
人間って、そんなに「心貧しい生き物」なんですか?

哀しい。

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