雪の速さ
2009.2.8付 朝日俳壇より
電柱に雪の速さをはかりをり:(可児市)金子嘉幸
大串章 評:雪が電柱を横切ってゆく。後ろの電柱が動かないので降る雪の速さがよく分かる。「はかりをり」に実感あり。
大串氏の評でいいのだとは思うのですが、私、一瞬、「雪が積もっていく速さ」ではないか、という思いがよぎったのです。
さっき見た時は、電柱のあそこまでだったのが、もう、あんなに積もってしまった。この雪は積もるなぁ、と眺めている、というような。
可児市は岐阜県ですね。どのくらい雪の降るところなのか、存じ上げません。
◆ワタクシ雪は嫌いっ!
すべるでしょ。左脚が滑り始めたら止めるすべなし、ただ、何とかうまく転ぶだけ。
こわごわと、歩幅が10cmもなくなってしまいます。
雪の中の歩き方は「またぎ歩き」ですね。脚を上へ引き上げて、前へ出す。
5cmも積もったら、ワタシまたげない!
雪が降ったら、私は隠居。絶対外になんか出ませんからねっ!
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
コメント