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2009年1月15日 (木)

自然薯

0107jinenjo1自然薯です。
一体、どんな山奥に住んでいるのやら。
見つけた妻も笑ってました。
ヤマイモハムシなどご紹介しました。ということは、ヤマノイモがうちのあたりにあるんですね、庭の中にも、外の空地にも。

じねん‐じょう【自然生】  栽培されているナガイモに対して、自生しているヤマノイモの称。自然薯(ジネンジヨ)。[広辞苑第五版]

0107jinenjo2 立派なイモでしょ。
いろいろ、ほっ繰り返した結果・・・
0107jinenjo3
これだけとれました。
写真上の方には「零余子」も写っております。

読めました?「零余子」。

「むかご」です。

むか‐ご【零余子】広義には珠芽(シユガ)と同義。また、特にヤマノイモの葉のつけ根に生ずる珠芽を指す。肉芽ニクガ。ぬかご。<季語:秋>[広辞苑第五版]

栄養生殖ですね。花→受精→種という遺伝子の混合をしないで、茎や葉や根の一部が分かれて新しい個体になるのです。むかごもそうだし、ユキノシタやイチゴのランナー(走出枝)もそうです。親個体と遺伝的にまったく同じ個体ができます。

◆ところで、この自然薯、どうしたか?って。
もちろん食べました。団塊世代夫婦はたくましい。
すりおろしたら、市販のイモよりずいぶん真っ黒けになりましたが、お好み焼きに練り込んで食べました。おいしかったですよぉ。

◆妻の大学の同窓会が「零余子会」という名前でして。読める?と聞かれて焦ったことを思い出します。

◆零余子についで、読めなかったのは「無患子」。私も風邪を引くといく開業医の先生のところに、患者の方からの絵手紙がたくさん来ていて、壁に貼ってあるのですが、「無患子」という言葉が登場するのですが、それの絵のない葉書があって、先生に聞かれて困惑しました。「患者が生じないような食い物」かね、と笑ったのですが、勤務先の学校の国語の先生に聞いたら、即答されました。

答えは、宿題。調べてください。

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コメント

立派な自然薯ですね。おうちで採れるなんてスゴイです!
宿題ですがどちらからもカキコミが無いので書いちゃいました(^^; 「無患子」は「ムクロジ」で意味は子供が患わない、でしょうか。受け売りですが、ムクロジの黒い実は羽根突きの羽根の黒い球になっていて、羽根は病気を運ぶ蚊を食べるトンボに似ているので、蚊に刺されないよう厄除けの意味が込められているそうですね。子供のお祝いの羽子板にそんな意味があったなんて私も初めて知りました。ほんと勉強になります。

 ありがとうございます。正解です。
シャボン玉の液をつくるときに、ムクロジの実を削って煮た汁を入れると、シャボン玉が丈夫になります。サポニンという泡立ち成分がありまして、昔は、せっけんの代用にも使われたと聞いております。
 現在でしたら、ヒアルロン酸入りの化粧水を加えるとか、ポリビニルアルコールの洗濯糊を加えると、シャボン玉が丈夫になるとも聞いていますが、まだ試したことはありません。

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