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2009年1月15日 (木)

2009.1.12付 朝日歌壇より

猪は人驚かせ殺されぬ驚いたのは猪なのに:(鳥取市)山本憲二郎
 佐佐木幸綱 評:相手の立場に立つと逆転する加害者と被害者。人とけものの共生の難しさをユーモラスに表現する。

わたくし、また、評者にかみついてしまう。この歌、全然ユーモラスじゃないと私には思えるんです。

ヒトであることの哀しさ、くやしさ。ヒトの傲慢さへの、歯ぎしりにも似た怒り。そういう風に私にはとれるのです。

クマやイノシシが射殺されます。クマは「襲ってきた」わけじゃないんです。「正面から見て大きな」ヒトという動物に出くわしてしまったので、必死で身を守ろうと攻撃してくるだけなんです。
イノシシだってそうです。変なところへ出てきてしまって、興奮して、驚いて、必死になって逃げようとしているだけなのに。
スズメバチだって、テリトリーに入り込んで来たから巣を守るために必死になって攻撃してくるんです。テリトリーに侵入すると、警告にやってきますよ。これ以上近づくな、とね。それに気づかず入り込むから攻撃されるんです。

ヒトはいつも自己中心的、身勝手放題。

ヒトはすぐ「害獣」を「駆除」するという。ひどすぎません?

とてもユーモラスには受け取れません。

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