賀状
2009.1.19付 朝日俳壇より
十八のままのあなたに賀状書く:(いわき市)佐藤和子
稲畑汀子 評:年をとってから逢っていない昔の友人に書く賀状。十八の頃を思い出してなつかしい。
さて、選者の評でいいのですが。また、かかしの深読み。年齢が止まる、という言い方は、亡くなった人を思う時にもよく使います。私も兄の年齢をこえてしまった。
「あなた」が「十八のまま」だということは、ひょっとして、そういう亡き人のことなのかな?と思うのは・・・やっぱり読み込み過ぎかな。
あなた、また正月が来ましたよ、あけまして、年を重ねました。と。
戦争を思うと、そんな気もしないではない。
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