あれ?変だ
変でしょ?
何が?どこが?
葉のつき方=葉序が違う!
見える限り、ビヨウヤナギの葉序は下の写真のように、「十字対生」なんです。
2枚がペアになり、各ペアごとに直角につくんですね。
最初の写真をもう一回見てください。互いに120度の角度をなして3枚の葉がワンセットになり、そのセットが60度ずれながらついているようです。
一応「輪生」といっていいのだと思います。
このへそ曲がりな葉のつき方は、この枝のみに起こった現象のようです。
植物というのは、一本の木が丸ごと「一個体」であることもありますが、枝ごとに異なる個体であることもありうるという、動物とはずいぶんちがう生き方をします。
でもなぁ、この枝だけ、というのがすごい。何でしょう?遺伝子のちょっとした変化なのかなぁ。
もう一回、真上から見てください。
見事に正六角形ができていますね。
今まっすぐ立っている葉芽も、3枚がワンセットで袋状に閉じています。
この中にはきっとまた、次の3枚ワンセットが入っているんですよ。きっと。
私、へそ曲がりが好き。(おのが姿を投影して。)
しばらく、追跡してみます。
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