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2009年1月22日 (木)

閻魔蟋蟀

2009.1.19付 朝日歌壇より
松代の山を穿ちし洞窟に閻魔蟋蟀冬を越えいる:(長野県)沓掛喜久男
酔醒めの水の甘きを知らぬひとあはれと思ふ言ふにあらねど:(長野県)沓掛喜久男

松代で山を穿って作った洞窟といえば、松代大本営ですね。結局、完成前に日本は無条件降伏したので、使われることはなかったものです。現在そのうちの一つが公開されているそうです。

その公開された洞窟に「エンマコオロギ」がいたのでしょう。普通でしたら秋の終わりには成虫は死に絶え、卵が越冬して、翌春孵化して次代が始まります。まれに成虫が生き延びてしまうことはあるのかも知れませんが、春を迎えることはない筈。まして、次の夏・秋まで生きて鳴くことはあり得ません。

洞窟内の環境が一定で、冬の冷え込みが緩いのかもしれませんね。

無残な戦争の名残である洞窟で、コオロギがひっそりと生きている。哀れなのはヒトです。

なぜ、かくも、「差」ばかり言いたることに急なのでしょう?みな同じヒトでしかないものを。

生きとし生けるものが幸せでありますように。

生きとし生けるものの願い事が叶えられますように。

生きとし生けるもの、とは、人を超え、他の動植物など、すべてのことです。

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