2008年の気温
2007年12月~2008年12月の間の東京の気温をグラフ化してみました。
データは、朝日新聞の朝刊に掲載される「気温と湿度」です。最高気温は午後3時まで、最低気温は前日午後9時から午前9時までの間に出たものです。
グラフ中、赤で示されているのが最高気温の毎日の値で、その上下する中を貫いているのが平年気温です。青は最低気温のグラフで、その中を貫くのが平年気温です。
このグラフでは、毎日の記録もさりながら、平年気温の変化を眺めていただくと面白いかと思います。
ちょうど今頃、1月の末頃に、年間の谷底にあります。年間の頂上は8月ですね。
梅雨の頃は上昇スピードが鈍いとか、いろいろな情報を読み取れると思います。
平年気温からどれだけ高いか低いかだけを取り出して、さらにそれを15日間の移動平均をとってならしたグラフをお目に掛けます。
このグラフでは、0の軸の近くが平年並み、ということです。
3月は暖かかったのですね。7月~8月初めも暑かった。12月はずいぶん暖かい12月でした。
全体としてみると、0より上に出ている部分の方が多いようですね。ということは暖かい年だった、ということになります。
◆オマケ:湿度
毎日、午後3時の湿度、というデータも載っていますので、それもグラフ化してみました。
青のグラフが毎日のデータです。当然、雨が降れば湿度は高い。上下動が非常に激しくて、そのままでは傾向が読み取れないので、これも15日間の移動平均をとってならしてみました。それが赤の線です。
まだ上下動は大きいですが、それでも、全体的な傾向が見えてきました。
ごく当たり前のこと、梅雨の間は湿度が高い。8月下旬がそれに匹敵して湿度が高い。蒸し暑いんですねぇ。
いろいろ、ご自分の興味のあるところを読み取ってください。
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