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2009年1月22日 (木)

山寺

2009.1.19付 朝日歌壇より
雪降れば雪を喜び雨降れば雨に感謝す山寺暮らし:(群馬県)酒井せつ子
 永田和宏 評:内容は単純だが歌としてそれを読む喜びを感じさせてくれる。

2008年に入ってからの朝日歌壇・俳壇で、私が気になった歌や句をテキストでデータベース化してあります。そこから作者の名前を検索してみたら以下のようになりました。

2008/12/22
朝焼けの中の子猫を拾ひけり:(群馬県)酒井せつ子
 長谷川櫂 評:朝焼けの空のもと、子猫を拾った。ふつうに詠めば、そうなる。「中の」が大胆。

2008/10/06
人間が名付け親なり鰯雲:(群馬県)酒井せつ子

2008/09/08
本当に忘れることもまた涼し:(群馬県)酒井せつ子

2008/09/01
猫のらりくらりしてゐる夏の寺:(群馬県)酒井せつ子

2008/08/11
一族をどきどきさせし発表会六十過ぎてピアノを習い:(群馬県)酒井せつ子
 佐佐木幸綱 評:作者が主役なのだが、他人事のようにうたってユーモラスな味わい。

短歌・俳句の境を自在に踏み越えて、詠みたいことを詠んでいらっしゃる。みごとなものです。
日本では、仏教は僧がほぼ独占して、尼さんは傍流。在家はただひたすら、ありがたがるだけ、みたいになっていますが、作者は自在に自然(じねん=おのずからしかり)の中に笑顔で遊んでおられるようですね。

私もまあ、虫さんに遊んでもらって、かなり自然(じねん)に浸っておりますが、如何せん、詩心がない。(ついでに絵心もない)。

まことにうらやましいことでありました。

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