ヤツデの葉
雨のあとだったのでその影響かとも思ったのですが、すべての葉がこうなったわけでもないので、ひょっとすると、何か植物の病気でしょうか?
水面の波紋が広がるように模様が広がって、二つの模様が重なると、通り過ぎるのではなく、くっつくようです。
この模様の原因は私には分からないのですが、化学の世界で、これとよく似た模様を見ることがあります。
ベロウソフ・ジャボチンスキー反応(略してBZ反応)といいます。
http://chemistry4410.seesaa.net/article/92299304.html
このサイトで動画が見られます。
反応にかかわる物質が拡散していく時に周期的な振動反応を起こすといいましょうか、濃い方から薄い方への拡散の中に、規則的な構造が表れるという「散逸構造」として有名なものです。生命というものも、エネルギーをとりこんで捨てるという流れの中に生じる規則的な現象として散逸構造の一種と考えられないわけではありません。
そんな知識があるものですから、このヤツデの葉に生じた模様が不思議でなりません。
葉の一点で生じた変化が周りに広がっていく時に、何かの干渉しあいでこういう模様が生成したのだと思います。
不思議だなぁ。病原菌に対する防衛反応の広まりというようなことかもしれません。どなたか詳細をご存じないでしょうか。
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