(多分)アカムシユスリカ
1月16日。庭のヤツデの葉の上で見かけた、とても小さな昆虫。
4~5mmです。
画面上で拡大して観察したのですが、どうもよく分からない。この時点ではファイル名を「不明」としておきました。
1月20日。今度は、家の外のビヨウヤナギの葉の上でこういう昆虫を見かけました。
触覚が細かく毛のように分かれています。これはユスリカだなぁ、と肉眼でも分かります。ただ、真っ黒に輝いているので、普通に見かけるセスジユスリカではありません。
調べてみたら、アカムシユスリカだろうと思います。(ちょっと小さい気もするけれど・・・)
触覚が毛のうちわのようになっているのは、メスの羽音を聞くためですから、この個体はオスですね。
そうか、16日のはメスだったんだ!と気づきました。
ということで、最初の写真はアカムシユスリカのメスだろうと思います。
今日、1月21日、ビヨウヤナギのところで、また見かけました。
この個体も触覚が目立ちません。メスですね。
◆ところで、2枚目、3枚目の写真で、翅の付け根の付近に、黄色い丸っこいものが写っていますね。これはおそらく平均棍です。
蚊は「ハエ目」の昆虫です。ハエ目は、双翅目ともいい、翅が2枚しかないのが特徴です。ハエ目の学名「Diptera」の「Di」は「2」です。「ptera」は「翅」ですね。
後翅が、平均棍になっているのです。
ハエで平均棍が写った写真は以前にお目にかけましたが、カの仲間で平均棍がきれいに写ったのは初めてです。
珍しいことでした。
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