ハナアブの幼虫(オナガウジ)
手入れの行き届いた白山神社なんですが、かつて手水だったと思われる石の「容器」に水が溜まったまま放置されています。
一度、この水溜りのオナガウジのご報告はしました。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-2f7f.html
今日はどうかなと思って覗いたら、数は減ったようですがまだいました。
ちょいと覚悟をきめて、そばの落ち葉で、上の写真に写っているオナガウジ君をすくいあげて空中に出して観察してみました。
とほほですね。
体は透明、内臓が全部透けて見えるのです。白い袋のようなものが多分消化管でしょう。
あとはもう何が何だか分かりません。
でも、新発見ですよ。「脚」があるんですねぇ。
写真の下側方向が背側で、上が腹側なんです。腹側に突起がありますね、これ脚です。歩くことはできそうにありません。ひっくり返ってままでした。
この写真は幼虫の頭部付近なんです。画面左上の方に脚が並んでいます。ということは、画面右下のあたりに「口」があるはずなんですが、チョウの幼虫のような「かじる口」は見当たりません。水中の小さな動植物を吸いこんでいるのかな。判然としませんでした。
もう一回、脚です。糸のようなものが各々の脚に入っていっています。これは、神経が見えているのかな、という気もします。
それにしても透明だ。
まあ、これ以上はいいや、ということで・・・
水に戻してもらったオナガウジ君です。
まあ、元気でなぁ。
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