紅葉
2008.11.24付 朝日俳壇より
紅葉に不満発する突如なり:(熊谷市)内野修
金子兜太 評:突如不満激発。紅葉に触発されたか。
まことに怖れ多いことですが。金子先生の「評」、これ「評」っていうのかなぁ?トートロジーじゃないのかなぁ?大家が一言発するということは、きっと「おおごと」なんだ、と思いますが・・・。
その激情はなんだったのか?その中身までは窺い知れません。美しい紅葉、静かに浸っていたい美、にもかかわらず騒々しい紅葉狩りの人だかり・・・そのあたりの齟齬感が「不満」を発させる引き金だったでしょうか?
それとも、もっと詩的に、視野を覆う紅葉の激しい赤が、そのまま心の激情となって燃え上がりはじめた。
そのあたりの機微が気になるところです。
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