数珠さんご
2008.11.17付 朝日歌壇より
七階に鳥の運びし種萌えてほろほろ零(こぼ)る数珠さんごの実:(春日市)月川勝代
植物に弱い私は、「さんご」ときいて、ナス科のフユサンゴ(タマサンゴ)のことを思い浮かべていました。
調べてみたら、「ヤマゴボウ科ジュズサンゴ属の常緑多年草」なのですね。「ジュズサンゴ」とカタカナで検索してみてください。たくさんヒットします。
マンションの七階まで鳥がやってくるのですね。意外と、七階でも、ハエやカも来るでしょうし、トンボも来たりするのではないでしょうか。
鳥の腸内を通過した種は発芽しやすくなっているとも聞きます。鳥が連れてくる植物たちで植物園をつくったらきっと面白いですね。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント