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2008年11月 6日 (木)

ツマグロキンバエのオス

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ツマグロキンバエが口を伸ばしているところです。
これ、肉眼でも結構はっきり分かります。

なんだか刺すアブの口みたいですが、刺しはしません。

ところで、顔をアップしたら
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伸ばした口の先端に、円盤状というのかなぁ、丸い「舐める」部分が見えます。ご確認ください。
複眼の縞模様が凄いですね。
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六角形の個眼で形成されていることがはっきり写ったショットです。

小さなハエですのでここまで移せるとは思っていませんでした。

蜜をなめることに一生懸命になっていたせいか、ハエとしては写真を撮られることに全く無頓着だったのです。(ハエは、シャッター音やフラッシュに反応して飛び去ったりすることが多いのですけれど。)
おかげで真っ正面ショットも取れました。
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すごい顔つきになりました。

個眼が六角形だと、フラッシュの反射光も六角っぽくなりますので、その効果が入っています。

そして、虹色の縞模様。
どういう構造で、この色と縞ができるのか、知りたいですねぇ。
複眼の表面を覆う膜かなんかがあって、そこから発生するのでしょうか?

お気づきのことと思いますが、複眼が中央でくっついています、離れていません。
ですから、ここに写った個体は、ツマグロキンバエのオスです。

最後に、横ショット。1031tumagurokinbae5

花もフウセンカズラに変わっています。

毛の生え方、腹部の模様などがくっきりと写りました。
写真の中に矢印で指示しているのは平均棍です。

この秋初めて顔見知りになりました。

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