自由な時間
2008.11.24付 朝日俳壇より
毎日が自由な時間日短:(芦屋市)田中節夫
これは私のことを指しているのではないでしょうか。最近とみに時間の過ぎていく速さが増してきた。赤ん坊の時間は強烈に濃密で長いのに、この年齢に来て、毎日が自由なんですけれど、振りかえって「一日5行日記」に書くべきことが、たったの1行しかないんですねぇ。私は一体この一日何をしていたのかな?と我ながらに不審な日々です。
昔、職業に就いていて、それなりにいっぱい仕事をしながら、ずいぶん本を読み、音楽を聞き、教材をつくり、授業通信を書き・・・いろんなことを一杯やっていたと思うのに。
「毎日が自由な時間」になって、なのに、なんにもしてないなぁ。なんとうことだろう。いぶかしい。
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