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アサガオの実です。
これは自然に交配してできたものですから、親株とは性質が違うはずです。
どんな花が咲くのかは分からないのです。
それが「遺伝的多様性」ということです。種屋さんで買う種は「純系」で、咲く花を保証しますが、自然に交配するともう、どうなっちゃうかは分かりません。
交配によって、遺伝的に多様なものを生み出していく、それが動植物全体の戦略です。それによって生態系の隅々まで進出し、生態系が変化しても耐え、まだ生態系の進出していないところへも進出していく。
遺伝的多様性とは、そういうパワーの源なのです。
園芸家は嫌がるかもしれませんが、こういう自然な種の方が私は好きです。
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