ヤツデの花に来ていた虫(2)
ヤツデの花の前でいろいろ見ていたら、アブがやってきて、眼前で見事なホバリングを披露してくれました。
おかげで、こんなきれいな空中停止写真が撮れました。
ホソヒラタアブではないかと思うのですが、腹部背面の模様が、少し違うような気もします。詳しい方のご確認を待ちます。
翅の付け根の後ろに平均棍がきれいに写っています。
また、平均棍の後ろのあたり、腹部の縁にふさふさした毛が生えているんですね。初めて見ました。
口を伸ばして、蜜をなめているようです。
こちらはその口を少し離したところ。
舐める口、というのがよく分かるのではないでしょうか。
ハエやアブの舐める口には、このヤツデの花は適しています。
植物も呼び寄せる昆虫をいろいろ選択しているのです。ヤツデの花ではチョウは来づらいことがお分かりでしょう。
近寄って眺めるといろいろな面が見えてきます。好きにならないまでも、ハエやアブを見直していただけると嬉しいと思います。
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