枯蟷螂
2008.11.24付 朝日俳壇より
石垣に枯蟷螂の死にきれず:(桑名市)小林英昭
二つ目の卵塊をつくりました。
脚は弱ってぶら下がって体を保持するのがやっと。首や翅に傷みがあります。
天気の良い日は11時ころ陽当たりにケースを出してやって体を温めてもらい、3時ころには家の中に帰ります。
1日に4匹くらいハエを食べます。脚は衰えたけれど、カマのスピードは十分にハエをとらえられます。上の写真は、この日2匹目のハエを食べているところです。
捕虫網を持って、ハエのパターンを目にギラつかせながら散歩しているかかしさんは、きっと不審だろうなあ、と思いつつ、日課です。
生きる力のある限り、生きぬいて貰おう、とこちらも必死で「生きて」いますよ。
限りある命は 無限の一部なのだと 生き抜く:崩彦
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