蛹(Part2)
羽化しました。
モンシロチョウです。
ずいぶん黄色がかったものなんですね。なんだか飛んでいるモンシロチョウのイメージからすると、もっと真っ白なんだと思っていましたのに。
活発なチョウですから、正面顔ショットはこんな時にしか撮れません。
ご機嫌いかがですか?
羽化したての気分はどんなものなのでしょう?這い歩く時代から、空を飛ぶ時代へ、この劇的な変化を昆虫はどう受け止めているのでしょうね?
ところで、歩き回るチョウを追いながら、2、3枚このショットを撮っているうちに・・・
ボクも撮って!
ごく小さな「イモムシ」です。
何の幼虫かは全く分かりません。
実は撮影時には気づいていませんでした。チョウを外へ逃がして、葉っぱと抜けがらを庭の隅へ置き、ティッシュも丸めて捨てたあとなんです、パソコンで写真を整理していて気づいたのです。
葉っぱについていたのでしょうか。ティッシュはこの後お目にかけるように蛹便を撮影しましたが、その時は何もいませんでしたから、多分、家の外へ放してやったことになったのだと思います。どうなったか?分かりません。
さて、羽化したチョウは、パタパタ飛びたそうな状態になるまで休ませておいてから外へ放してやりました。
◆後のこと。
羽化後、翅を展開するために、翅脈を通じて体液を翅に圧送します。
翅の展開が済んだあと、不要になった体液は捨てます。
これが「蛹便」というものです。
モンシロチョウではほぼ無色ということですね。
アゲハやアオスジアゲハの蛹便は、緑色です。
ルリタテハやツマグロヒョウモンは、真っ赤な蛹便をします。ちょっとショッキング。血を流したのかと思いますよ。私のブログやホームページでも何回かご紹介していますので参考にご覧になってください↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_758b.html
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_36.htm
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_13.htm
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