マダラカマドウマ
かまど‐うま【竈馬】バッタ目カマドウマ科の昆虫の総称。またその一種。キリギリスやコオロギに近縁であるが、翅はない。後肢は強く、跳躍に適し、触角は非常に長い。暗所に群棲し、台所などにも出る。オカマコオロギ。ベンジョコオロギ。[広辞苑第五版]
まったく、ベンジョコオロギになってしまいます。餌があるわけでもなし、どこからどうやって迷い込んだものか・・・。捕まえて外へ出してやろうと思うわけですが、これ、手で捕まえると、まず確実に脚が取れてしまいます。それではかわいそう。常備してあるプラスチックケースに入ってもらって、記念写真を撮ってから落ち葉の多いところへ逃がしてやりました。
とにかく、触覚の長い昆虫です。この個体は産卵管がありますからもちろんメス。
嫌われがちな昆虫ですが、よくみればかわいいと思いますよ。
さっきも言ったように、脚が取れやすくて、とても華奢。ひっそり生きている昆虫ですから嫌わないでくださいね。
この写真で、長い触角が交差していますね。これは偶然そうなったのではないのです。
自ら、触覚を交差させ、すり合わせているのです。根本から先の方へ、す~っと交差したポイントをずらしていきます。なんでしょう?
ハエは手を擦る脚を擦る。カマキリも口で触覚やカマや脚を掃除します。
なにかそういう意味のある行動なのでしょうか?掃除?
それとも、人間に聞こえないだけで、何かの音を出している?
分かりませんが、初めて見る行動でした。さして落ち着いた状況にあるというわけではないのにとる行動です。どんな意味があるのかなぁ?
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