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2008年10月21日 (火)

セイタカアワダチソウ

1010seitakaawadatisou1 キク科です。

外来植物ですね。1950年代から急激に増えたそうです。ということは、私の子ども時代にはもうあったはずなんですが、あまりはっきりした印象がありません。

1010seitakaawadatisou2 花粉がどうのこうのといわれたこともあったように思いますが、風媒花ではないので、派手に花粉が飛ぶことはありません。

キク科ですから、やはり舌状花と管状花で構成されています。

やがて白い綿毛で包まれますが、これが「泡立ち」の名前の由来らしいです。

今の季節、昆虫たちにとっては貴重な蜜源です。ハエやアブやハチやチョウがいっぱい群がっています。その一部分は後ほどご紹介できると思います。

ところで、セイタカアワダチソウでよく「アレロパシー(Allelopathy)」という言葉を聞きます。

「アレロ」は「アレルギー」の「アレル」と同根でしょう。「パシー」は「シンパシー」の「パシー」と同根です。

で、「他感作用」などと訳されます。植物が化学物質を使って行うある種の「コミュニケーション」ですね。アレロパシーは「いやじ」と同じことです。自分の縄張り宣言のようなものでしょう。

セイタカアワダチソウ自体が「連作障害」を起こしている、という話もありますが、どうなのでしょう?家の前のセイタカアワダチソウは元気です。

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