セイタカアワダチソウ
外来植物ですね。1950年代から急激に増えたそうです。ということは、私の子ども時代にはもうあったはずなんですが、あまりはっきりした印象がありません。
花粉がどうのこうのといわれたこともあったように思いますが、風媒花ではないので、派手に花粉が飛ぶことはありません。
キク科ですから、やはり舌状花と管状花で構成されています。
やがて白い綿毛で包まれますが、これが「泡立ち」の名前の由来らしいです。
今の季節、昆虫たちにとっては貴重な蜜源です。ハエやアブやハチやチョウがいっぱい群がっています。その一部分は後ほどご紹介できると思います。
ところで、セイタカアワダチソウでよく「アレロパシー(Allelopathy)」という言葉を聞きます。
「アレロ」は「アレルギー」の「アレル」と同根でしょう。「パシー」は「シンパシー」の「パシー」と同根です。
で、「他感作用」などと訳されます。植物が化学物質を使って行うある種の「コミュニケーション」ですね。アレロパシーは「いやじ」と同じことです。自分の縄張り宣言のようなものでしょう。
セイタカアワダチソウ自体が「連作障害」を起こしている、という話もありますが、どうなのでしょう?家の前のセイタカアワダチソウは元気です。
« カタツムリ | トップページ | セスジスズメの幼虫 »
「植物」カテゴリの記事
- 珍しい花の記事を書きました(2023.06.06)
- 奇数は対称性がいい(2022.07.11)
- てきちょく(2022.06.13)
- ガザニア(2022.05.30)
- ネギ坊主(2022.05.30)
« カタツムリ | トップページ | セスジスズメの幼虫 »
コメント