ホシホウジャク
翅が透明で赤や黄色が目立つオオスカシバより一回り大きめです。
この2枚を見比べていただくと、翅の裏表の色に違いが分かります。
左は翅を打ち下ろしたときですね。表側の地味な感じが分かります。
右は翅を上にあげたときですので。裏のきれいな色が見えています。
ホバリングしていると目立ちますが、木の幹などにとまっていると地味でみつけにくいそうです。
オオスカシバはホバリングしながらもあちこち素早く移動するので、なかなか写真を撮るのが難しいのですが、ホシホウジャクは悠然と蜜を吸っているので、フラッシュをたきながら、こういうホバリングがきれいに写せました。
触覚の間にある丸い点は単眼ではないでしょうか。
幼虫の食草はヘクソカズラだそうですので、我が家の付近で成長・羽化したものかなぁ、とも思います。オオスカシバと同じくスズメガ科ですから、幼虫は多分共通の特徴である「しっぽ」がちょんと出た幼虫なのだろうと思いますが、まだ見たことはありません。
ホウジャクというのは漢字では「蜂雀」と書くのだそうです。
蜂のような小さな鳥のような、ということでしょうね。口吻を伸ばして蜜を吸う姿を見て、ハチドリと間違う方もいる、というのも、むべなるかな、です。
日本にはハチドリはいませんので、ホシホウジャクやオオスカシバを見間違えたのでしょう。
« ヒメナガカメムシ | トップページ | フタモンアシナガバチ »
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
コメント