ヨツボシクサカゲロウ
外出しようと玄関を出て鍵をかけようとしたら、ドアにとまっていました。
時間をかけて撮影することができず、ピントの甘い写真しかありません。シングル・オートフォーカスを使っているのですが、ピントがドアの板の表面に行ってしまいました。しくじった。
私にとってなじみのクサカゲロウとはちょっと違うので、調べてみたらヨツボシクサカゲロウだろうということになりました。
「背面中央に1本の黄条があるのが特徴」という記述を見つけ、該当すると思います。
「ヨツボシ」というのは、顔面に4つの黒斑があるのだそうです。この写真では判別できませんでした。
いわゆる「優曇華」と呼ばれる形の卵を産むことや、幼虫がアブラムシを食べることなどは同じであるようです。
◆むだなウンチク。
うどん‐げ【優曇華】(優曇は梵語udumbara優曇波羅の略。祥瑞の意)
①クワ科イチジク属の落葉高木。ヒマラヤ山麓・ミャンマー・スリ‐ランカなどに産する。高さ約3メートル。花はイチジクに似た壺状花序を作る。果実は食用。仏教では、3千年に1度花を開き、その花の開く時は金輪王が出現するといい、また如来が世に出現すると伝える。源氏物語若紫「―の花まち得たるここちして」 ②(3千年に1度開花すると伝えるところから) 極めて稀なことのたとえ。狂、花子「たまたま会ふこそ―なれ」 ③芭蕉バシヨウの花の異称。 ④クサカゲロウが夏に卵を草木の枝や古材・器物などにつけたもの。約1.5センチメートルの白い糸状の柄があり、花のように見える。吉兆または凶兆とする。うどんげの花。 <季語:夏>[広辞苑第五版]もうき‐の‐ふぼく【盲亀の浮木】[涅槃経](仏に)めぐりあうことが甚だ困難であることを、大海で盲目の亀が浮木の孔に入ることの困難さにたとえたもの。日葡辞書「ソナタノゴカウリョク(合力)ヲマウキノフボクトタノム」[広辞苑第五版]
「盲亀の浮木、優曇華の花」といえば、極めて稀なことのたとえになります。
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