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2008年10月14日 (火)

イギリス海岸

2008.10.13付 朝日俳壇より

天高しイギリス海岸この辺り:(奥州市)重茂淳彦

これは私の無知無学をさらけ出すことになるのかもしれません。

実は、「イギリス海岸」なるものをつい最近まで知らなかったのです。今年の9月21日の朝日新聞の記事で初めて知識を得たものです。

「賢治命名「イギリス海岸」姿見せて 命日にダム放流制限」こういうタイトルの記事でした。

 宮沢賢治の作品の舞台として知られ北上川河畔にある国の名勝「イギリス海岸」(岩手県花巻市)が、ここ10年来、川底に水没してほとんど姿を見せなくなり、訪れる賢治ファンをがっかりさせている。このため国土交通省は観賞できるよう北上川の三つのダムの放流を一時的に最小限まで絞り込む方針を決めた。賢治の命日の21日に実施される。
 イギリス海岸は賢治ゆかりの場所として、毎年、全国から多くのファンや観光客が訪れている。しかし、最近では10年ほど前の干ばつの時に姿を見せたぐらいだという。
 洪水調節や発電、灌漑(かんがい)のため北上川上流に造られた複数のダムによって、水位が高位で安定するようになったことが、原因の一つと考えられている。
 関係するダムは四十四田(盛岡市)、御所(同)、田瀬(花巻市)の3ダム。国交省北上川ダム統合管理事務所では、賢治関係者や地元花巻市からの要望に、2年がかりで放流調整を検討、稲刈りの時期で農業用水が多く必要とされず、賢治の命日で「賢治祭」が開かれる21日を選んで実施すると決めた。発電に関係する岩手県企業局や電源開発にも了解を得た。
 放流調整は20日午後9時~21日午前9時まで。3ダムを合わせた最大毎秒150トンの放流量を最小限の34トンまでに絞る。管理事務所では過去のデータを分析、海岸は付近の流量が50トン以下に落ちた場合、姿を現すと見ている。
 放流水がダムから到達するには12~13時間かかり、21日午前中には久しぶりに海岸が顔をのぞかせそうだ。
 管理事務所の葛西敏彦所長(55)は「イギリス海岸は北上川の宝。成功したら毎年実施したい」と話している。
 地元で長年、海岸を撮影し続けている吉田精美さん(79)は「もう見えないとあきらめていた。うれしいプレゼントです」と喜んでいる。(但木汎)
 〈イギリス海岸〉 北上川と猿ケ石川の合流点に位置し、日が照るとイギリスのドーバー海峡の白亜の海岸に似て、岩が乾いて真っ白に見えることから賢治が命名した。太古の地層で炭化したクルミの実や獣類の足跡の化石が見つかっている。賢治は花巻農学校教員時代にしばしば生徒たちと訪れ、その時の模様を随筆風短編「イギリス海岸」に描いた。海岸のイメージは「銀河鉄道の夜」を始め多くの作品に影響を与えたと見られている。06年に国の名勝「イーハトーブの風景地」に指定。

昔、体がまだ頑丈で、旅行マニアに近い旅行をして歩いたとき、賢治ゆかりの地を見に行ったことがあるのですが、「イギリス海岸」は知りませんでした。お~恥ずかし。

賢治ファンの方々はとっくにご存じのことだったでしょうが、参考までに。

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