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2008年10月 6日 (月)

キンケハラナガツチバチ

8月1日に「キンケハラナガツチバチ(ではないだろうか)」というのを書いたのですが、再会しました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_10ea.html

0927kinkeharanagatutibati1 金毛で毛むくじゃらです。

フウセンカズラの花の蜜を吸っています。

複眼の形も面白いです。

0927kinkeharanagatutibati2 蜜を吸う割にはものすごいアゴですね。

別に噛みつくわけじゃなし、針で刺すわけでもなし、怖がることはないのですが、迫力あります。

0927kinkeharanagatutibati3 ね、複眼が面白いでしょ。

丸くなくて、模様が見えて。

それにしても、すごい毛ですね。

0927kinkeharanagatutibati4 すごいアゴです。

これでは蜜が吸いにくいだろうに、と考えるのは余計なおせっかいかな?

頭の真ん中辺に単眼がひとつ見えています。もっとありそうな気もするけど、見えません。

0927kinkeharanagatutibati5 腹部の側から。

それにしても、まったく、毛だらけです。感心しました。

ライオンツチバチという名前でも献上しましょうか。ふさわしいと思いません?

土の中のコガネムシなどの幼虫に卵を産みつけて、幼虫の餌にします。

こういう寄生というのは、本当に不思議なもので、宿主を殺してしまわないように、神経系や肝心なところは食べずに残して食べ進むのですよね。どうやってそういう知恵を持って生まれてくるのか、不思議です。そういう不思議さについてはファーブルさんの進化論への疑念に与したくなります。

宿主の体内でフンをすると、宿主の防衛機能が発動されてしまうので、フンもしない、という寄生バチもいるそうですが、このキンケハラナガツチバチの幼虫が具体的にどうなのかは知りません。

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