ショウリョウバッタ
家の前の道路に大きなショウリョウバッタがいました。コンパクトデジカメでスナップ。
門の中のツユクサが茂っている場所に放してやりました。どうも、右後脚の先半分を失っているようです。
落ち着いてくれているようなので、一眼レフを撮ってきてじっくり接写。
子どもの頃はやはり「大きい」ということに憧れていましたから、ショウリョウバッタを見るとわくわくしたよなぁ、と思いつつ。
頭部を思い切って接写。
体の縦方向の模様と合致した縞模様が複眼にも走っています。
これは知らなかった。
もう一点。触覚の付け根と、複眼の間に、透明なまるいものが一つ。
これは単眼でしょうね。複眼1対と単眼3個というのが基本形だと知ってはいましたが、実はセミ以外ではあまり単眼を意識したことはなかったのです。
拡大してみますね。
単眼ですね。これが左右に1対で2個。
3個めはどこなんだろう?
顔の下の方にある口も見てくださいね。左右に開閉して葉を食べる口です。
「←」で示したところが、3個目の単眼ではないでしょうか。
頭部がとがっているので、セミやカマキリの単眼の位置と比べると変な場所に思えますが、複眼の間で頭部の上部ということで考えると、ここでいいのではないでしょうか。擬人化してみていると、ここは鼻の上の辺りにでもなりそうですが、実は頭のてっぺんだと思います。
縮小していない写真で見てみます。
ちょっとぼやけていますが、やはりこれが単眼だろうと思います。
手に捕まえて撮るという気もしなくて、これ以上の撮影はできませんでした。
チャンスがあったらまたトライしてみましょう。
« ヒゲナガカメムシ | トップページ | フタモンアシナガバチ »
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント