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◆北京オリンピックが始まったようですね。もともとオリンピックには一切無関心な私にはどうでもいいのですけれど。高校野球もやっているようですね。両方重なって、定時ニュースさえ不定時化してしまった今、私はテレビとは無縁です。
ですけど、「8」にこだわっていたということくらいは知っていますから、記念写真を撮っておきました。
2008年8月8日午後8時8分8秒、です。電波時計ですから正確ですよ。
以前、11月11日11時11分11秒を撮ろうと思って準備していたら、失敗しました。11秒になった瞬間にシャッターボタンを押したのに、カメラ側がなにやらピントやら露出やらそのときになって設定したものですから、1秒以上遅れて、「12秒」が写ったのですね。いや、めげました。今回の写真は一眼レフですので、シャッターの追従性がよく、そういう遅れなしで安心して写真が撮れました。
◆ところで、なんでオリンピックで騒ぐんでしょうね?意味不明ですね。なんで競うんですか?何でがんばるんですか?
ひょっとして、戦争って、人間の「ガンバリズム」「キソイズム」に根ざしているのではないでしょうか?
競うなんてやめてみませんか?がんばるなんてやめてみませんか?
楽ですよ~。
オリンピックが終わるとパラリンピックでしょ。せっかく障害者になれて、人間社会を覆う「ガンバリズム」や「キソイズム」から解放されるという幸運に恵まれているのに、わざわざ競うことはないでしょう、がんばることはないやあね。
障害者は社会の在り方を、一段上から見て、人間社会を遠く見とおすポジションに近いんですからして、わざわざ健常者の価値観にまみれることはないだろう、と私は思うのです。
頑張ればなんでもできるんだ、なんて大ウソに手を貸すことはない。障害者だろうと健常者だろうと、できることはできるし、できないことはできないんです。
できることをやる、人間それでいいでしょ。
(註:かかしさんは「ポリオ後遺症による左下肢歩行機能損傷」を持つ4級の障害者です、為念。)
◆「感動を与える」なんていう傲慢も拒否しませんか。あの人たちがやっていることを見て感動するのは見る側の勝手ですが、やる側が「感動を与えよう」なんてとんでもない傲慢なことです。(高校野球もね、そんな選手宣誓はやめましょうね。)
与えられた感動にひたって気持ちよくなっていると、背中の方から「ファシズム」が忍び寄ってきますよ。ファシズムは怖い顔してやってくるわけじゃあないんです。気持ちよい感動とともにやってくるんですからね。
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