ヤゴ
池の掃除をしていた妻が、ヤゴがいた、と柄杓に入れて連れてきた2匹。
いっぱいいるんだろうなぁ、この小さい池に。
尾鰓がないからもちろんイトトンボの仲間ではありません。
腹部の形からすると、ヤンマでもないだろうなぁ。
おそらく、シオカラトンボなどのなかまでしょう。でも、なんだかこの2匹、微妙に腹部のカーブが異なるようにも見えるのですが・・・。5mm足らずの小さなヤゴではこれ以上は分かりません。
どうも、私の癖で、みんな記念写真を載せてあげたくなってしまう。
というわけです。
とても精悍です。
体内が透けて見えます。
どれがどういう器官か、というところまでは分かりません。
消化器、神経系、循環器、そんなものが透けて見えているのだと思います。
顔も結構かわいいでしょう。強そうだけど、赤ちゃんという感じですね。
腹部を見てください。
矢羽根のような模様が透けて見えます。なんだろう?
空気中に住む昆虫の気管は腹部の側面に穴があって体内に盲管として入りこんでいるわkですが、水中に住むヤゴではそうはいきません。
腹部の先端から直腸に水を吸いこみ、そこがエラになっていて、水中の酸素を取り入れます。また、吸いこんだ水を肛門から噴出させて、水中ジェットのような素早い動きができます。
ひょっとして、その直腸の辺りのエラ構造が透けて見えているのかな?とも思いますが、確信はないので信用しないでください。
最後にワンショット。
よく見ると、触覚にも毛が生えているのですね。たまたま背景が暗くなったために、よく見えるように映りました。
水中の生き物の撮影はとても難しいです。
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