オニグモ
昼間は主は不在、どこかに隠れています。
私は夕方以降あまり歩きまわらないたちなのですが、8月3日、妻が7時近くに外へ出ると、網を補修しているわよ、というので、頑張って撮影してきました。
↑この腹部背面の模様と、体の大きさ(2cm以上あるでしょう)からして、このクモは
オニグモです。
撮影時は、網の補修中で、もう中心近くのところで横糸(放射状の糸が縦糸で、らせん状の糸が横糸です)を張りなおしていることろでした。ですから、ぐるぐると体の向きを回転させていて、頭の方からの撮影、お尻の方からの撮影、などが比較的容易に行えました。
いろいろなアングルからご覧ください。
迫力ありますねぇ。
単眼も3対までは確認できますが、4対目の2個はわかりません。
最後の写真は何かをくわえていますが、獲物ではなく網のゴミでしょう。
「日本のクモ」によりますと
家の周りで見られる黒色の大型グモ。人家、神社、寺院など建物の周囲に多い。軒下に大型の正常円網を張り、昼間は軒下や建物の隅に潜んでいる。夕方から活動を始め、張ってあった網を、破損の状態によって2~3日おきに張り替える。
とありました。まさにその通りの行動をしています。
この網を張っている場所は、勝手口の外を照らす蛍光灯のまん前という位置です。ここに網を張っていると、光に引き寄せられて飛んでくる昆虫などを効率よく捕まえることができるのでしょう。かしこい行動です。
↓翌、8月4日の昼間の網の状況です。
網が斜めになってしまったようですが、全体の構造は保たれています。
↓8月11日の昼間の網。
ずいぶん長期にわたって同じ場所で生活しています。
産卵の時期も近いのではないでしょうか。
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