ハエトリグモ 4種類
なぜ「ネコ」なのかよくわかりません。
ネコハエトリを戦わせる遊びをなさった方もいらっしゃるでしょうか。その地域ではこのクモを「ホンチ」とか「ババ」などとも呼ぶそうです。
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ミスジハエトリです。以前紹介したことがあります。
アダンソンハエトリが生活圏を広げて屋内まで侵入してきたために、屋内を出て野外で生活することが多くなったハエトリグモです。
自動車にくっついていたところをコンパクトデジカメで撮りました。とっているうちにぴょんと跳んで手に乗ってしまいました。普通、クモは、例えば家の中でみつけて外へ逃がしてやろうと手に乗せようとしても、体温を感じると逃げてしまって、なかなか手に乗ってはくれないものです。
自分から跳び乗ってきてしまうなんて、ちょっと跳び先を間違ったよな、キミ。
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オスは全く違った模様です。
白くてぱっと目立ちます。
いちばん右の写真では大きな単眼がくっきり撮れました。どんな風に世界が見えているのでしょうか?ヒトの見る世界が唯一の世界のありようではありません。他の動物が世界をどう見ているのか?想像してみましょう。
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シラヒゲハエトリです。ブロック塀にくっついているところです。
背景に溶け込んで、非常に見づらいです。このあたりの隙間にでも巣をつくってテリトリーを持っているのでしょう。
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以上、4種類ご覧いただきました。私も以前は「ハエトリグモ」というぼんやりした認識しか持っていなかったのですが、写真を撮り、図鑑を繰り、ブログに載せているうちに少しずつ「目がよくなって」きました。
結構かわいいですよ。見つけたら観察してみてください。触肢というのを顔の前で動かす姿などは実にかわいいものです。
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