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2008年8月13日 (水)

シオカラトンボ♀

0806siokaratonbof1 ダイニングの窓の外、朝顔用のネットのところに、シオカラトンボのメスが来ていました。

いろんなトンボが来ます。そのうち、数が減ったとはいえ、アキアカネだって来ると思うんですよ。小さな池のおかげで、これほどトンボがやってくるとはね、幸せです。

0806siokaratonbof2 なんていうのか、こう、悠然とした風格を漂わせています。

動じない、という芯の強さのようなもの。

こんな写真まで撮らせてくれたんですよ。

0806siokaratonbof3 複眼をつくる個眼まで写ってしまいました。

単眼も写ってはいるのですが、少しぶれているので、わかる人にはわかるという程度です。

0806siokaratonbof4 ちょっとカメラがうるさかったのか、ふっと飛び上ってホバリングし、位置を変えてとまった姿がこれ。

この見事な対称性。美しいという以外に形容の方法を知りません。

ちょっとため息が出ます。

(ヒトの顔を見たとき、対称性の悪い顔を見ると不快になります。そのヒトを信用する気にはなれません。対称性の良い顔のヒトに会うと、敬服します。テレビには対称性の悪い顔のヒトが多いですね。いろいろ言われますが、現場に打ち込む教師の世界には対称性の良い端正な笑顔のヒトが多いのですよ。生徒が教師を育ててくれるからなのです。)

0806siokaratonbof5 こんな角度から頭の部分を見ることは少ないですね。

いかに眼が大きいかが分かります。

また、翅の付け根の胸の部分の力感がすごい。

静かなたたずまいの中に、圧倒的なパワーを予感させる、というのはこういうことでしょう。

よい写真を撮らせてくれて、ありがとう。

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コメント

シオカラトンボ、美しいですね!。こんなにハッキリと左右対称の姿で見たのは初めてです。
シオカラトンボのメスは別名ムギワラトンボと言うそうですが、本当ですか。

 一応「シオカラトンボのメスをムギワラトンボという」ということになっていまして、広辞苑などでもそう書いてあります。「トンボ入門」という詳しい本では、「羽化後しばらくはオス、メスともに黄土色の地に黒い模様があり、俗に「ムギワラトンボ」と呼ばれる」と記述していて、雌雄両方とものように書いています。
 その他、シオカラトンボと見分けにくいオオシオカラトンボの成熟メスもムギワラトンボ風です。シオヤトンボの成熟しかかったオスや成熟したメスもムギワラトンボ風です。
 アカトンボとして知られるナツアカネやアキアカネの成熟していないオス・メスもムギワラトンボ風です。

 ということで、実際には、私たち素人が「ムギワラトンボ」と言ったとき、どのトンボの、どの状態を指しているかは、きちんと定まりにくいというのが本音です。

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