クサギカメムシの幼虫
よく見ると、クサギカメムシですね。写真に撮ってみたら、アリも写ってましたが、この時点では気づきませんでした。
手で引き寄せてみたら、幼虫でした。翅が完成していません。さすがに、ムクゲの花をダメにされたくはないので、移住させることにしました。
強い振動が来たので逃げ出したのですが、逃げた先がナント私の手の上。
手から肘と歩き回ります。(くすぐったい。)
翅が「芽」の状態ですね。次の脱皮あたりで完成でしょう。
すぐそばの電柱に置いて、撮影。
電柱のガードの凹凸でちょっと見づらいかもしれませんがご容赦を。
クサギカメムシの幼虫の姿としては「キマった」という感じになりました。
ところで、よく見ていただきたいのですが、単眼がありません。
拡大してみましょう。やはり複眼の内側に単眼がありません。
成虫についての記事がすぐ前にありますので、比較してください。
幼虫時代には単眼がないのですかねぇ。知らなかった。同じような行動力で行動しているのですから、単眼もあるものだと思っていました。
◆このクサギカメムシ君は、そのまま放置。「歩いて行ける先で生きて行っていいよ。もしまた、ムクゲにいるところを発見されたら、また移住だからね」と「言い聞かせ」ておいたのでした。虫に説教は通じるかなぁ?
馬の耳に念仏:(馬に念仏を聞かせても、その有難みがわからないように)いくら説き聞かせても、何の効もないたとえ。犬に論語。兎に祭文。牛に経文。[広辞苑第五版]
う~む。「虫に説教」というのを新しい慣用句にしませんか!?
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