泥んこゾウムシ
郵便物を取りに出たら、足もとの葉っぱに何やら小さな甲虫が一匹。カメラを取ってきて3枚ほど撮影したらポロッと落ちて、どこやらへ消えていきました。
その時、肉眼では(老眼なもので)詳細には見えていなかったのです。
さて、パソコン画面上で見てみたら、なんと、泥まみれではないですか。乾いてきて割れ目が走っています。「泥んこ甲虫(Dirty Beetle)」ですねぇ。
何となくおかしみを感じさせる姿ですが、本人(本虫)にしてみれば、奇跡の生還かもしれません。このサイズの虫にとって、泥の粘っこさは致命的。よくまぁ、脱出してきたものです。
(水滴の表面張力に、アリがつかまって死ぬこともあります。)
ヒトは巨大なので、泥が粘っこいとか、水滴に指がへばりつくなんて考えてもいませんが、小さな虫たちにとっては重大なことなのです。
さて、この甲虫、名前は分かりません。形からして、「スグリゾウムシ」とか「コフキゾウムシ」とかではないのかな?と思いますが、何せ、泥んこで固まってます。見えません。
乾燥した泥が砕けて、自由になったことを祈ります。元気にしてるかなぁ。がんばれよ~。
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