チャドクガの成虫
車を出す用事があって行ったら、車のドアにくっついていました。
チャドクガの成虫、多分オスです。
ただ、羽化してから相当の時間がたっており、鳥か何かの攻撃を受けて、前肢1本を失ったようです。また、触覚もちょっと見えるだけで、ひょっとして失ったのかもしれません。
ですから、この姿が「チャドクガの典型的な姿」と覚えこまないでください。体の前方に1対2本の前肢を出し、直角に2番目の1対の脚を出すのが典型的な姿です。
長さは2cm強というところでしょうか。
上の方をアップしてみました。
櫛状の触覚が少しだけ見えます。このことからこの個体は多分オスだろうと判断しました。
◆実のところ、チャドクガの幼虫は昔からよく知っていましたが、成虫を見たのは初めてなのです。
写真をとりながら、なんだかどこかで見たことがある、チャドクガってこれじゃなかったっけなぁ、と思っていました。
撮影後、殺虫剤をスプレーして殺しました。「もし私の知識不足でチャドクガでなかったら、本当に申し訳ないことになるのだけれど、ゴメンネ」と呟きながら殺しました。
用事を済ませて帰宅し、ネットで検索してみたら、やはりチャドクガだったというわけです。
さすがに、ドクガはいけません。いくら私でも見かけたら駆除します。
幼虫・成虫どちらの姿も頭におさめて、被害が他の方々に及ばないように気を配ることにしましょう。
http://www.jpmoth.org/Lymantriidae/Arna_pseudoconspersa.html
http://plaza.rakuten.co.jp/Wolffia/diary/200610190000/
このあたりのサイトを読んでもっと完全な姿を目に焼き付けておいてください。
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