イチゴ
花の詳細が見えます。
メシベがいっぱいあるのです。
そのメシベの乗っている花床が大きくなっていわゆる「イチゴの実」になります(偽果といいます)。その表面にたくさんの痩果がついて、ふつう「イチゴのタネ」といっているわけです。その「タネ」をまいて発芽させ育てている方はまた別の鉢で、そちらはまだ花のつく状態ではありません。
見ていたら、アリが花を訪れていました。本当にアリというのは勤勉で、どこにでも現れます。
虫媒花というと、ついハチのことを思ってしまいますが、アリの働きも多分相当に大きなものでしょう。
逆光でこんな写真が撮れました。
花弁の脈まで浮き上がって見えますね。
さて、6月25日。もう結実です。
あまり大きくはならないし、味としてはちょっと甘味にかけるのですが、旬産旬消のモデルですよね。
ナメクジさんになめられてしまう前に、競争で、食べなくっちゃ。
ナメクジをやっつけようとは考えない夫婦ですので、競争になります。
オランダ‐いちご【―苺】バラ科の多年生果菜。いわゆるイチゴ。ヨーロッパで栽培され、世界に広まった。天保(1830~1844)年間にオランダから渡来。ランナーと呼ぶ走出枝を出し繁殖。白色の五弁花をつけ、果実は鮮紅色。生食され、またジャム・ジュースの原料。1899年(明治32)福羽逸人によって育成された福羽やダナーなど多くの栽培品種がある。[広辞苑第五版]
由来はずいぶん昔なんですね。
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