シロヒトリ(訂正:キハラゴマダラヒトリ)
2008.7.11訂正。以下の文中で「シロヒトリ」とあるのは誤りで「キハラゴマダラヒトリ」が正しい名前でした。訂正します。この幼虫が蛹になり、さらに7月10日に羽化しました。その結果判明しました。
羽化した成虫の写真は「キハラゴマダラヒトリ」としてアップしてあります。ご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_56b5_1.html
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ものすごい毛虫です。
苦手な方は拡大しないでください!
柄をつけたら試験管洗いのブラシ(洗い矢)になりそう。
妻が見つけてきました。
これは多分シロヒトリキハラゴマダラヒトリの幼虫でしょう。最近では桜の花のあとでアメリカシロヒトリがたくさん発生して騒がれたりしますが、我が家にいたのはおそらくシロヒトリ。 キハラゴマダラヒトリ。
プラスチックケースの壁面を上へ登っているところです。
背中に一筋、白っぽい筋があります。
頭の方を見るとなんだか、大きな眼が二つ付いているようにみえますが、これは、眼ではないですね。
実際の頭はもっと先で下に曲げているのだと思います。
念のために申し上げますが、ものすごい毛虫ですけれど、毒はありません。成虫にも毒はありません。安心して眺めてください。
近づいてみると、毛の生え方がよくわかります。
半球形の盛り上がりがあって、そこから放射状に毛が生え開いている様子が見えました。
いかにもスゴイ顔をしているように見えます。
ケースの縁をかなりの速さで歩くし、プラスチックに噛みついているような雰囲気です。これはきっと腹が減っているのだろうと、手近にたくさんあるタンポポの葉を入れてやったら、食べていました。
もう一つ、すごい能力がありまして、こいつは「走る」んです。速いのなんのって。とんでもないスピードで走るんです。あきれました。
しばらくタンポポの葉を食べて生活していたら、繭を作りました。中で蛹になっているはずですが、はっきりとした姿は見えません。
うまく成虫になれるといいですね。
成虫は真っ白で美しいんですよ。
http://www.jpmoth.org/Arctiidae/Arctiinae/Chionarctia_nivea.html
↑ここに美しい成虫の写真があります。
【幼虫食餌植物】 タデ科:スイバ、イタドリ、ギシギシ、キク科:タンポポ、オオバコ科:オオバコ
とありましたので、これを参考にタンポポを入れてみたのです。
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/1915/imomusi-kemusi/z-ga-hitoriga-sirohitori.html
↑これは「晶子のお庭は虫づくし」のページです。
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http://www21.ocn.ne.jp/~k-yanagi/2-Arctiidae.htm
ここにヒトリガ科の蛾の写真があって、よくわかります。(7・11記)
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