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2008年6月12日 (木)

ヒメモノアラガイ

0605himemonoaragai1 ヒメモノアラガイの卵塊なのですが、もう卵の中で稚貝が動いています。

貝殻があって、その下に眼が二つ黒くぽっちりとあって、足があります。

卵塊の直径が4~5mmくらいですか。その中の稚貝ですから1mm足らずです。かわいいでしょ。

小学生のころ、ガラスの外から、顕微鏡の接眼レンズを逆に使ってガラス内面の卵塊を飽きずに眺めていたことを覚えています。

0605himemonoaragai2 こちらは、もう孵化して稚貝たちが出て行ってしまったあとです。

何匹育つものやら。これだけ孵化しても、水槽が満員電車のようにならないということは、ほとんどが生育できないということですね。

澤口たまみさんの「昆虫楽園」山と渓谷社刊、は素晴らしい名著です。この中にこんな言葉がありました。

「さようならと、おめでとう。ちょっぴりだけど、おめでとうのほうが多いのよ」

それが生きるということなのです。

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